2013年11月18日月曜日

小学生が使うパターンブロック

パターンブロックを小学生に使ってもらいました。
小学5年生の算数の教科書には、パターンブロックが載っています。
でも、実際には学校ではブロックには触っていないようです。

まずは小さい三角形から。
全部で4つの正三角形ピースを使って作ることができます。
出来上がった三角形と同じ三角形は、他の形のピースを使って作ることができるかな?

次は一辺が、正三角形ピース3つでできる大きめの正三角形は、全部でいくつの正三角形ピースが必要かな?さっきと同じように同じ形を他のピースを使ってつくることはできるかな?

こうしているうちに、自分から「もっと大きな正三角形を作ってみる!」と言ってきました。
いろいろな大きさの正三角形は、それぞれいくつの正三角形ピースからできているか、記録しておくようにします。
そうすると、一辺が5つの正三角形ピースでできる正三角形は、全部でいくつの正三角形ピースでできるか、自分で考えて推測することができるようになります。

これの応用はひし形です。
これも楽しそうにブロックを並べていました。

パターンブロックは図形の勉強にも使いますが、考える力をつけるのにもとても良い教材です。小さな子どもだけでなく、高学年の子だって楽しみながら、学習することができますね。



2013年10月28日月曜日

鉛筆の持ち方をただしくするために

プリント学習をしますが、最初は書く訓練から始まります。
訓練と書くと、なんだかものすごいことでもするのかと思われるかもしれませんが、線を書いたり、○を描いたり・・・・・鉛筆を持ってものを書く練習をするだけです。
だけ、と書いてしまいましたが、3歳くらいになるまでの子供にとって、きちんと鉛筆を持って線を引くということは大変なことで、どうしても最初は、「ふわふわぐちゃぐちゃなものがなんか書いてあるようだ…」の状態に・・・・。
指先の力が上手に使えないから当然なことなので、気にしないでくださいね。
でも、鉛筆の持ち方は、気を付けてあげたほうがいいかもしれませんね。
持ち方の癖はなかなか治りません。

正しい鉛筆の持ち方をするようになるには、指先の力も大切です。
その練習には、意外と洗濯ばさみが使えます。
少し厚めの紙に、洗濯ばさみを挟んだり外したりするのです。
ただの四角い紙に挟んでいくのは飽きてしまうので、丸く切り抜いて、洗濯ばさみを花びらに見立ててはさんでいくのもおもしろいですよ。
この、洗濯ばさみではさむということは、はさみを上手に使うことができるようになる練習にもなっているので、一石二鳥ですね。

指先を使うということは脳の訓練になるといいますから、どんどん指先を使った作業をするといいかもしれません。

2013年10月23日水曜日

図形はおもしろい

何回もブログに書いてきましたが、小学校、中学校に入ってから図形問題に抵抗を感じないようにするためには、小さいころからの図形遊びが有効です。
難しい勉強をする必要はありませんよ~。身近にある形探しから始めましょうね。
お母さんの持っている携帯電話(スマホ?)とペットボトルのキャップ、鍋のふた、リモコン、など、いろんなものを集めて仲間わけをするとか。
いろんな形の積み木を使ってもいいですよね。
そうしているうちに、横から見た形と上から見た形が違うことにも気付きますよ。

「考える塾Kj」では積み木やパターンブロックなどを使って、一人一人の年齢や、経験に合わせて図形遊びをしていきます。
お家での普段からの取り組みは一番大切なのですが、教室に来て図形遊びをしてみる経験も、何が今必要なのか気付くことができるのでいいと思いますよ。

方法は何であれ図形はおもしろいと思うことができたらいいですよね。

2013年7月9日火曜日

短冊を納めてきました。

梅雨が明けました。
今年の七夕は珍しく良いお天気でしたね。

さて、「考える塾Kj」では、子供たちに短冊を書いてもらい、笹に飾りました。
いろんなお願いごとがありましたね~。
切実なお願いから、くすっと思わず笑っちゃうお願いまで、本当にいろいろでした。
この、みんなの願いを背負ってきた笹をどうしたらいいのかずっと考えてきました。
川に流したというのは昔の話で、今は環境問題になるので川には流さないといいます。
調べたところ、そのままゴミの日に出してしまうのだそうです。
ゴミにしてしまうというのはあんまりだなあ。


結局、津観音寺で短冊をお焚きあげしてくれるということがわかり、納めてきました。
みんなの願いがかなうといいなあ。

2013年6月28日金曜日

七夕の絵本

前回は七夕飾りのお話を書きましたが、子どもに「たなばたって、なに?」と聞かれたら、どのように説明しますか?
意外と難しいですよね。
実際に七夕にまつわる話はたくさんあって、お母さんたちが小さいころに聞いた話、知っている話を集めると、どの話が本当の話なのかわからなくなるくらいあるのではないでしょうか。
話の中に登場する人物は「おりひめ」「ひこぼし」それと人物じゃないけれど、「牛」。
これは共通するのに、聞いているといろんなエピソードがあるみたい。

子どもに何かを教えたり説明をするのに、絵本は便利なツールとなりますよね。
だから選ぶのも大切です。
七夕の話も、どんなことを伝えたいのかによって選ぶ絵本は変わってきます。
物語のことを伝えたいのか、星座のことを教えたいのか、七夕の行事のことを伝えたいのか・・・・。

たなばたものがたり は、行事の由来を伝えるのにちょうどいい絵本だと思います。

お話の最後には、笹飾りのことも少し説明があります。
親が読んでおくと、七夕のことを子供に説明しやすくなりますよ。

こういった本を一冊手もとに置いておいて、読んであげてから一緒に空を見上げるなんて、すてきですね。

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2013年6月19日水曜日

雨の日の遊び

梅雨らしい日になりました。
雨で外遊びができない日に、七夕の飾り作りはいかがですか?
インターネットで検索すると、いろんな飾りの作り方がでてきます。
折り紙で作る、ふきながしとか、あみかざり、わっかつづり・・・。
こういったものは昔から変わらないのですね。

お手本のように上手に作ろうとせずに、楽しんで作りましょうね。
大人がみたところ、何かわからないようなものでも、子どもにとってそれは意味があるものだったりします。
同じものを次の年に作ったら、もっと上手になっています。
その次の年はさらに上手に・・・。
それがはっきり分かるために、写真を撮っておくといいですよ~。

飾る笹は手に入りにくいものだし、住宅事情で笹が手に入っても飾ることができない場合があります。
壁に笹の絵(笹のような絵)を飾って、そこに作った飾りを貼っていってはどうでしょうか。
カレンダーの裏に子どもと描いてもいいし、大きな模造紙に描いてもいいですよね。

みんなの願いがかないますように。

2013年6月12日水曜日

てるてるぼうずの世界

梅雨に入ったと思ったら、なかなか雨が降らない。
降ったら洗濯物の心配をしなくちゃいけないし、部屋の中はじめじめするし・・・・。
それでも雨が降らないと何かと困ります。
最近発生した台風3号は、少しは水不足解消の役に立ったのでしょうか?

さて、遠足や運動会をこの時期にするところも多いようで、そんな時はせっかくの楽しい行事の時に雨だとがっかりしてしまいます。
せめてこの日だけは晴れてほしい・・・・。

そんな時はやはりみんな作りますよね。

てるてるぼうず

てるてるぼうずに無茶なお願いしてるよなあと思いながらも、一生懸命お願いしている子供の姿を見ると、こっちも一緒にお願いしてしまいます。

でも、てるてるぼうずの世界ではどんなことになっているかなんて、知りませんよね。


あっぱれ! てるてる王子 (講談社の創作絵本)


『てるてる坊主が100個で晴れにしないといけない決まり』があるなんて!?
子どもが100個作ると言い出したらおたのしむことができるかもし大変なことになるけれど、ちょっとは雨の日を楽しむことができるようになるかもしれない絵本です。









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